定期券売り場が行列の理由

4月になると定期券売り場に大行列! こんな見出しが、あちこちのブログに踊ります。
どこそこの定期券売り場には50人並んだとか、200人並んだとか、そんな話題が目に付く季節です。
毎年の春の大混雑、ある程度事前に予想できますよね?何とか少しでも回避できないでしょうか?
4月は新入社や新入学や転勤やらで、定期券購入者が集中する季節なわけです。
それに加えて、駅によって定期券購入が出来る駅と出来ない駅があります。当然、通勤定期や通学定期を購入しようとする人は、購入できる駅に集まりますよね。
通勤定期(PASMO定期券を含む)は、駅の自動券売機でも買えますから、定期を継続して買うなら、断然、自動券売機がおすすめです。
無駄に長蛇の列に並ぶのは避けたいですね。
でも通学定期は、学校発行の「通学証明書」などの確認が必要なため自動券売機は使用できず、
対面販売に限られています。
そんなことも春の定期券売り場が大混雑する原因になっているようです。
定期券は新規なら7日前から、継続なら14日前から買うことが出来ます。これも覚えておくと、混雑を避けるために使える知識ですね。

パスモ(PASMO)定期券

パスモ(PASMO)はもうご存知ですよね? 地下鉄にもJR以外の電車にもバスにも使えるICカードです。「PASMO定期券」は、定期券としてご利用いただける記名パスモ(PASMO)です。
チャージをしておくと改札機にタッチするだけで、定期券区間外を乗車した分の運賃を精算できます。
乗り越し精算に並ばなくていいので、助かりますよね。
大人用記名パスモ(PASMO)に定期券を追加購入しても、「PASMO定期券」になります
紛失時には再発行ができます。これも便利な機能ですね。
私鉄や地下鉄などの磁気タイプの定期券から、「PASMO定期券」に交換することもできます。
交換は次回更新の時でも、途中からでもOKです。
「オートチャージサービス機能付PASMO定期券」に乗り換えることも可能です。
PASMOオートチャージサービスのご利用には、オートチャージサービス機能付きの「PASMO」と、
指定されたご利用代金お支払い用の「クレジットカード」が必要です。
2008年3月から、クレジットカードと一体型PASMOの発行が始まるようです。期待されていた機能の追加だけに、PASMOはさらに便利になりますね!
※新規にパスモを発行する場合は、デポジット(預かり金)として、500円が必要となります。
このデポジットの500円は、PASMOを返却する場合には戻ってきます。

定期券の利点

定期乗車券とは、ご存知のとおり、一定の期間、ある特定の区間を何度でも自由に乗車できる乗車券です。
期間は通常、1ヶ月・3ヶ月・6カ月間の3種類があります。
途中下車で用事がある時も、区間内であれば定期券だけで利用可能です。
やはり定期券、すごくお得ですよね!
あいにく最寄りの駅に定期券売り場が無い場合は、定期券売り場のある駅まで買いに行かなければなりません。
たとえば「東急」では、まず定期券売り場のある駅までの切符を買い、駅員さんにその旨を伝え切符にスタンプを押してもらいます。改札機は使いません。この切符代は定期券売り場で定期券を購入すると、払い戻してくれます。また帰りのために発駅までの乗車証を請求すると、「定期券購入済み乗車票」というものをくれます。
たいていの会社が、このようなサービスを実施していますので、覚えておくとお得です。

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